子どもたちの将来の夢を長年追い続けている調査として知名度が高いのが、第一生命保険株式会社による全国調査や、ランドセル素材などを展開する株式会社クラレによる新小学1年生を対象としたアンケートだ。これらの調査結果を俯瞰すると、年齢層ごとの意識の違いがはっきりと見えてくる。
小学校低学年では依然としてスポーツ選手や乗り物の運転手、パティシエといった直感的に魅力を感じる職業が強い人気を誇る。しかし、高学年から中学生、高校生へと進級するにつれて、現実的な視点が急激に強まっていくのが近年の特徴だ。親の働く姿やニュースで接する経済動向、インターネット経由で得る情報が、子どもたちの職業観をダイレクトに形成している。