青々と茂る草原の向こうに、雄大な富士山がそびえ立つ。この息をのむような美しいロケーションこそが、「道の駅朝霧高原」が誇る最大の特徴だ。標高約900メートルに位置する敷地からは、遮るもののない大パノラマが眼前に広がり、四季折々で表情を変える霊峰の姿を堪能できる。
この施設は単なる休憩スポットにとどまらない。国土交通省が推進する「道の駅」制度のなかでも、地域の一次産業と観光を強力に結びつける成功事例として知られている。地元の飲食業や農家が手を取り合い、朝採り野菜や新鮮な搾りたて牛乳を提供する姿は、地方創生の優良モデルとして多方面から注目を集めてきた。富士宮市観光協会の担当者も、朝霧エリアの賑わいを支える大黒柱として高い期待を寄せている。