中長期的な交通課題の抜本的解決策として進められているのが、熊本空港アクセス鉄道 計画の現在の動向です。
熊本県とJR九州が主導する本プロジェクトは、JR豊肥本線の三里木駅(菊陽町)付近から分岐し、阿蘇くまもと空港ビル地下または隣接新駅へと至る約6.8kmの単線新線を整備する構想です。2026年代半ばから基本設計および環境影響評価が進められており、2030年代半ばの開業を目指して事業調整が継続されています。
アクセス鉄道が開通すれば、熊本駅から空港まで乗り換えなしの直通電車で約20分台後半で結ばれる見込みであり、慢性的な道路渋滞の完全解消と空港利便性の飛躍的向上が期待されています。新線が開業するまでの間は、現行の「肥後大津駅+無料空港ライナー」がその代替インフラとしての極めて重要な役割を担い続けます。