このパティスリーが提示する最大の特徴は、従来の洋菓子作りのフレームワークを壊した調香の思考だ。柑橘の皮が含む微量な精油成分、ハーブの青い香り、そして発酵バターが持つ深みのある乳脂肪の余韻。これらがミリグラム単位の精度で組み立てられている。一口食べ進めるごとに、まるで上質な香水のようにトップノートからラストノートへと変化する香りのグラデーション。客たちは一口食べるごとに言葉を失い、皿の上で起きている現象を確かめるように静かに目を閉じる。
行列が途絶えない「香りの建築」——パティスリー プリュ ネオが描く2026年スイーツ界の静かな革命
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