教団のメディア戦略において、もっとも社会に大きな衝撃を与えたのが著名人の参画と広告塔化である。特に数年前、若手実力派女優であった女優が電撃的に法名「千眼美子」として出家を表明したニュースは、全日本を騒然とさせた。彼女は教団主導の芸能事務所に所属し、主演映画『さらば青春、されど青春。』など多数の宗教映画に相次いで出演した。
こうしたエンタメ事業の展開は、世間一般への親しみやすさをアピールし、若い世代の信者層を獲得する狙いがあった。映画館を埋め尽くす動員工作や独自の製作体制は、他宗教には見られない特徴的な広報手法として機能したのである。