かつてランドマークとして君臨していたヤマダ電機LABI新宿東口館跡地。その広大な跡地に新たな息吹を吹き込んだのが、株式会社アルペンが主導した大規模な「アルペンTOKYO再開発プロジェクト」だった。都心の一等地をまるごとスポーツとアウトドアの殿堂へつくり変えるという大爆破的アプローチは、当時のスポーツ用品リテール業界に大きな衝撃を与えた。
巨大なビルを一棟まるごと活用したダイナミックなフロア構成は、単に商品を並べるだけではない。都市生活者が日常から一歩足を踏み入れ、山へ、グランドへ、ゴルフコースへと意識を飛翔させる仕掛けが随所に散りばめられている。この再開発は単なる店舗開店にとどまらず、新宿という街の流動人口そのものを塗り替えるエポックメイキングな事件となったのだ。