日本語をローマ字で表記する習慣は、今に始まったことではない。明治時代にはすでに「ヘボン式ローマ字」が普及し、外国人が日本語を学ぶための橋渡しとして機能してきた。しかし現代において、ローマ字表記は別の文脈で使われることが多くなっている。
SNSやオンラインフォーラムでは、日本語話者が英語圏のプラットフォームで発言する際、キーボードの都合や文字化けのリスクを避けるためにローマ字を使う場面がある。また、日本語と英語を混ぜた「和製英語」や「英語混じり日本語」の表現が、ある種のユーモアやアイデンティティの表明として使われることも珍しくない。「shinseki-nokotowo-tomari-dakara-here-dude」のような表現は、まさにこの流れの延長線上にある。