乗客の増加に伴い深刻化していたのが、車内の「大型荷物放置問題」だ。通路やドア付近に置かれた巨大なスーツケースが乗降を妨げ、遅延の原因となるケースが頻発していた。
これに対しJR北海道は、荷物置き場を拡充した新型車両「733系4000番台」を順次投入。ドア付近のフリースペースを広げ、立ち客の流動性を高める工夫を凝らした。しかし、Lサイズ以上のトランクを持ち込む旅行者が集中する時間帯には、依然としてスペースの奪い合いが発生しているのが現状だ。スムーズな乗り降りを実現するためのハード・ソフト両面での模索は今も続いている。