坂道を上ると突如として現れるのが、まるでおとぎ話の絵本から飛び出してきたかのような有機的なフォルムの建物だ。温かみのある土壁の質感、柔らかな曲線を描く屋根、そして四季折々の花々が咲き誇る豊かなお庭。訪れた瞬間から、日常の喧騒を忘れさせてくれる特別感が漂う。
店舗デザインにも横溝シェフの強いこだわりが宿る。「お菓子を味わうだけでなく、買いに来る時間そのものを思い出にしてほしい」という想いが、空間のすみずみまで満ちている。店員たちの温かな接客も相まって、店内はいつもどこか懐かしく心温まる空気に包まれている。