2013年6月8日、日産スタジアムで開催された第5回選抜総選挙の壇上、篠田麻里子は突然の卒業を発表しました。「後輩たちの頑張りを見ていたら、私は一歩引いてAKBの新しい時代を作っていくべきだと決意しました」と語り、会場に集まった約7万人のファンに衝撃を与えました。
公式発表資料や本人の回顧によると、卒業理由の根底には「自らの役目を果たし切ったという達成感」と「次世代メンバーの台頭への確信」がありました。前年の「潰すつもりで」という叱咤激励に応えるように、渡辺麻友や松井珠理奈、指原莉乃といった後輩たちが力強く台頭してきたことを見届け、自らが道を譲る時期が来たと判断したのです。
同年7月21日、地元である福岡ヤフオク!ドーム(現・みずほPayPayドーム福岡)で開催された卒業コンサート『AKB48・2013真夏のドームツアー 〜まだまだ、やらなきゃ意味ない衝動〜』にて、惜しまれつつグループを巣立ちました。ライブの終盤、キャプテンの座を横山由依へと引き継ぎ、涙とともに温かい祝福に包まれてAKB48としての7年半の活動にピリオドを打ちました。