小室安未の知名度を一気に全国区へと押し上げたのが、2017年から2018年にかけて配信された『テラスハウス OPENING NEW DOORS』(軽井沢編)への出演でした。当時、明治学院大学に在学中だった彼女は、透明感あふれるルックスと、感情に嘘をつかないストレートな物言いで強烈な存在感を放ちました。
特に番組内で見せた「自分に嘘をつかない塩対応」や、意に沿わないアプローチに対する辛口な本音コメントは、スタジオメンバーや視聴者の間で大きな賛否両論を呼びました。「冷たい」「毒舌」と批判的な声が上がる一方で、「建前ばかりの恋愛リアリティショーにおいて最もリアルで誠実」「媚びない姿が爽快」と、若い女性を中心に熱狂的な支持を獲得したのです。
そんな彼女が下したテラスハウス卒業の決断の裏には、明確な職業意識がありました。共同生活の中で自身の未熟さや本当にやりたいことを見つめ直した結果、「モデル・タレントとして本格的に自立し、自分の足で芸能界を歩みたい」という強い意志が芽生えたことが直接の理由です。番組という守られた環境から一歩踏み出し、プロの世界で勝負するための前向きな卒業でした。