自民党総裁選への出馬を巡る一連の動きでも、彼の政治的立ち位置は大きな物議を醸しました。小泉進次郎の総裁選における世論調査では、一般党員や無党派層からの知名度による一定の数字を維持したものの、保守派のコア支持層からは強烈な拒絶反応が示されました。
その最大の論点となったのが、小泉進次郎が推進する夫婦別姓の賛否をめぐる論争です。選択的夫婦別姓の法制化に早期に取り組む姿勢を明確にしたことで、リベラル層や若年層の一部からは歓迎されたものの、伝統的な家族観を重視する自民党内の保守派や岩盤支持層からは「伝統の破壊者」として猛烈な反発を受けました。
さらに、解雇規制の見直しに言及した際も、労働者層に「簡単にクビを切られるようになるのではないか」という不安と警戒感を抱かせ、大炎上を招きました。改革をアピールしようとする発言が、結果として左右双方から挟み撃ちに遭い、政治家としての評判を大きく二極化させる結果となったのです。