長らく音信不通だった父子・兄弟の関係に転機が訪れたのは、小泉純一郎氏が政界を引退した後のことだった。2010年前後、父である純一郎氏が「生きているうちに三男に会いたい」と周囲に漏らすようになり、兄である孝太郎氏と進次郎氏もまた、生き別れた弟との再会を強く望んでいた。
そして実現した28年ぶりの対面。都内のレストランで顔を合わせた際、純一郎氏は佳長氏に対して心からの謝罪と愛情を伝え、抱きしめたとされる。進次郎氏と孝太郎氏も温かく弟を迎え入れ、積年のわだかまりが一気に氷解した瞬間となった。この和解劇は、離れ離れだった家族が再び一つにつながった歴史的瞬間として語り継がれている。