こうしたモノ選びの原点は、彼が青春時代を過ごしたSMAPの楽屋文化にまでさかのぼる。グループの最年少メンバーとして成長する過程で、周囲の先輩たちが持つ本物志向の持ち物に強い刺激を受けた。
なかでも、ファッションアイコンとして常に脚光を浴びていた木村拓哉が愛用するレザーアイテムやヴィンテージ品の取り扱いからは、計り知れない影響を受けたという。使い込むほどに味わいを増す革製品への愛着や、流行に流されないタフな美学。十代の香取が間近で目撃した先輩たちの佇まいこそが、現在の洗練された感性を形作る揺るぎない土台となっている。