インターネットの検索窓に「香川大学 創造工学部」と入力すると、関連検索候補に「やばい」「後悔」といったネガティブに見える単語が表示されます。受験生にとっては不安材料になりがちですが、在学生や卒業生の生の声、カリキュラムの構造を取材・分析すると、その真相が見えてきます。
第一の理由は、「入学後の課題量の多さと実践教育のハードさ」です。創造工学部では、1年次からPBL(課題解決型学習)やグループワーク、プログラミングやデザイン演習が課されます。従来の座学中心の工学部イメージで入学した学生が「想像以上に忙しくてやばい」とSNS上で吐露した言葉が独り歩きしているケースが目立ちます。
第二の理由は、「2年次進級時のコース配属競争」です。創造工学部は1学科7コース制を採用しており、1年次の成績(GPA)などをもとに希望コースへ配属されます。「希望していたコースに進めず後悔した」という一部の体験談がネット掲示板や質問サイトに残っていることが、検索サジェストに影響を与えています。
しかし、学館内や講義棟で見られる学生たちの表情は総じて前向きです。文理融合の学びや実践的なプロジェクトを通じて「座学だけでは得られない応用力が身につく」と評価する声が多く、ネガティブな噂は教育の質の高さと学生の負荷の裏返しと言えます。