敷地の中核を成すメインシンボルが、中世ドイツの木組建築様式を忠実に再現した「グリムの館」です。多目的ホールや展示室を備えたこの館内には、グリム兄弟の生涯や童話に関する貴重な資料、国内外から集められた希少な絵本コレクションが常設展示されています。
館内の2階フロアには落ち着いた図書コーナーが設置されており、『白雪姫』『ヘンゼルとグレーテル』『赤ずきん』といった名作のオリジナル版や初版本の復刻資料などを自由に閲覧可能です。大人にとっても童話の深層心理や民俗学的な背景を学べる知的な空間となっています。
屋外の広大な森には、童話のキャラクターをモチーフにしたブロンズ像や風車小屋、湧水をイメージした噴水広場が点在しています。春の新緑、夏の木漏れ日、秋の紅葉、冬の澄んだ空気と、四季折々の表情を見せる散策路は、散策するだけで日常のストレスを忘れさせてくれる心地よい静寂に満ちています。