西原FCは町内で最も歴史あるサッカークラブの一つだ。1997年に設立され、現在では小学1年生から6年生までの約80名が所属している。週3回の練習と月2回の対外試合が基本スケジュールとなる。
クラブの特徴は「全員出場」の原則だ。技術レベルに関わらず、すべての子どもに試合出場機会を保証する。勝利至上主義ではなく、サッカーを通じた人間形成を最優先する姿勢が貫かれている。
指導者養成システムの確立
西原のサッカークラブが持続可能な活動を続けられる理由の一つが、指導者養成システムにある。日本サッカー協会公認のC級ライセンス取得を目指す保護者向け講習会を年2回開催。これまでに30名以上のライセンス保持者を輩出した。
指導者不足は地域スポーツの共通課題だ。しかし西原町では保護者自身が学び、成長する文化が根付いている。子どもの成長を見守るだけでなく、大人も共に学ぶ。この循環が西原サッカーの強さの秘密だ。