閉館から時間が経過した今でも、土肥ふじやホテルの名前を聞くと懐かしさを覚えるファンは少なくありません。旅行予約サイトや旅ブログの宿泊記には、同館の素晴らしいホスピタリティを称賛するリアルな声が多数残されています。
特に絶大な支持を集めていたのが、西伊豆ならではの新鮮な海の幸を活かした贅沢な料理です。夕食には駿河湾で獲れた新鮮な地魚の姿造りをはじめ、伊勢海老の鬼殻焼きやアワビの踊り焼き、脂の乗った金目鯛の姿煮などが惜しみなく振る舞われました。朝食の手作り干物や郷土の味付けも好評で、「料理を目当てに毎年通っていた」というリピーターも珍しくありませんでした。
また、スタッフのアットホームで細やかな気配りも評判で、チェックインから見送りまで温かいおもてなしに満ちていたことが、利用者の記憶に深く刻まれています。