「潟」という文字の総画数は15画。しかし、多くの人が右側の冠(わん・たがしら部分)やその下の構造で迷走する。特に錯覚しやすいのが、上部の「臼」に似た部分の書き進め方だ。左側を上から下へ書いたあと、右側をどうつなぐか。ここで画数を1画多く数えてしまったり、縦線を貫通させるべきか止めるべきかで迷うケースが後を絶たない。
実際、筆順の誤りは「書き始めの位置」と「交差する線の順番」に集中している。さんずい(氵)の3画を終えたあと、右側のトップに来るパーツを正しく捉えられるかが勝負の分かれ目だ。ここを曖昧にしたまま書くと、文字全体のバランスが崩れ、どこか不格好な印象を与えてしまう。