西村和彦の私生活において、世間の注目を大きく集めたのが2度の婚姻歴とその解消です。1度目は1996年に女優の立原麻衣と結婚し、約9年後の2005年に協議離婚が成立しました。当時もお互いの価値観の相違を前向きに解消した選択として報じられました。
その後、2006年に書道家として世界的に高い評価を受ける國重友美(アルファベットと漢字を融合させた「英漢字」の創始者)と出会い、交際約2カ月のスピード婚を果たします。おしどり夫婦としてメディアに登場する機会も多く、誰もが羨むクリエイティブなカップルと見られていました。
しかし、2015年冬に協議離婚が成立していたことが、約2年後の2017年末から2018年年始にかけて報道各社によって明らかになりました。表面化した離婚理由の核心は、活動拠点の地理的・心理的乖離にあります。
当時、國重友美は芸術家としての国際的キャリアを飛躍させるため、アメリカ・ニューヨークに活動拠点を移しました。一方、日本国内で俳優としての撮影スケジュールを過密に抱えていた西村和彦は、日本を離れることができませんでした。物理的な日米間の距離と時差が長期間にわたって続いた結果、夫婦としての生活設計にズレが生じ、互いの生き方を尊重した末の「発展的解消」という結論に至りました。