西村和彦の俳優人生の原点を語る上で外せないのが、1988年に放送されたスーパー戦隊シリーズ第12作『超獣戦隊ライブマン』です。彼はイエローライオンに変身する大原丈役を熱演。当時から抜群のアクションセンスと端正な顔立ちで若い世代を中心に絶大な支持を集めました。派手なスタントも自らこなす身体能力の高さは、業界内でも高い評価を獲得します。
その後、1993年の連続ドラマ『同窓會』では当時として極めて先駆的な役柄を熱演し、社会現象を巻き起こしました。さらに『警視庁鑑識班』シリーズでの中山鑑識官役や、伝説的昼ドラ『牡丹と薔薇』での愛憎劇など、視聴者の脳裏に焼き付く名演を次々と披露。特撮ヒーロー出身の若手有望株から、日本を代表する本格派俳優へと見事な脱皮を遂げた軌跡は、後進の俳優たちにとっても大きな道標となっています。