1979年にリリースされ、日本中を巻き込む大ヒットとなった「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」。両手を大きく使った「Y.M.C.A.」の振付は、今や誰もが知る国民的アクションだが、当時の昭和歌謡の現場においては異例のチャレンジだった。
洋楽を歌謡曲へ見事に昇華させたこの曲は、過酷な闘病生活の中でも西城秀樹自身を勇気づける原動力であり続けた。家庭内でも子供たちと一緒に曲に合わせて体を動かすなど、彼は病床にあってもポップスターとしての笑顔を絶やすことはなかったという。歌が持つ圧倒的なパワーと、それを支えた家族の明るさが、彼を最期まで輝かせ続けたのだ。