Q1:無機触媒と有機触媒の最も簡単な見分け方は何ですか?
A1:触媒の骨格に炭素(C)が含まれているかどうかが基準です。白金、鉄、酸化チタン、シリカアルミナなどの金属や鉱物は無機触媒であり、プロリンなどのアミノ酸誘導体や炭素骨格を主体とする低分子化合物は有機触媒に分類されます。
Q2:家庭内で無機触媒が使われている製品にはどのようなものがありますか?
A2:最も身近な例は、部屋の壁紙や空気清浄機フィルターにコーティングされた酸化チタン(光触媒)です。また、自家用車の排ガス浄化マフラー(白金・ロジウム・パラジウム)や、一部の石油ファンヒーターの消臭触媒などにも無機触媒が組み込まれています。
Q3:無機触媒は使い続けると減ったり無くなったりしますか?
A3:化学反応の前後で触媒の構成成分が消費されて減ることはありません。ただし、長時間の熱や不純物の付着(被毒)によって触媒表面の活性点が覆われたり構造変化を起こしたりして、触媒としての効果(活性)が徐々に低下するため、定期的な再生処理や交換が必要になります。