画面上では完璧に見えていた原稿用紙が、紙に印刷した途端に枠線から文字がはみ出したり、左右の余白が不均等になったりするトラブルも頻発します。このWord原稿用紙印刷ズレ対策として欠かせないのが、プリンタードライバー側の設定見直しです。
ズレが生じる主な要因は、プリンターの印刷可能領域(ハードウェアマージン)とマイクロソフトWord原稿用紙A4設定の余白数値の食い違いにあります。印刷ダイアログで「用紙サイズに合わせる」や「フチなし印刷」などの拡大縮小機能が意図せず働いていると、文字グリッドと枠線画像の縮尺が狂い、1文字ずつズレが蓄積します。印刷時は必ず「拡大/縮小なし(100%)」を選択してください。
また、学校やコンクール主催者へデジタルデータを提出する場合、Wordファイル(.docx)のまま送ると相手の閲覧環境によってレイアウトが崩れる危険性が極めて高くなります。安全に提出するためのWord原稿用紙PDF変換方法は次の手順を踏むのが鉄則です。
Wordの「ファイル」>「エクスポート」>「PDF/XPSの作成」を選択し、最適化の項目で「標準(オンライン発行および印刷)」を指定して書き出します。外部の仮想PDFプリンタを通すよりも、Word標準のエクスポートエンジンを使用する方が、マス目のベクターデータと埋め込みフォントの整合性が保たれ、美しい仕上がりが保証されます。