海外ネットミームとして定着した「Why are you gay」の元ネタ動画は、2012年12月18日にウガンダの首都カンパラに拠点を置くテレビ局「NBS Television」の朝の生放送討論番組『Morning Breeze』で放送された一幕です。
スタジオに招かれたのは、ウガンダ国内で性的マイノリティの権利擁護活動を行うペペ・ジュリアン・オンジエマ(Pepe Julian Onziema)氏。番組が開始するや否や、キャスターを務めるサイモン・カグワ・ンジャラ(Simon Kaggwa Njala)氏が、前置きもなしに唐突な質問を投げかけたことから、あの伝説的なやり取りが生まれました。
【問題の会話書き起こしと日本語訳】
サイモン氏:「Why are you gay?(なぜあなたはゲイなのですか?)」
ペペ氏:「Who says I am gay?(誰がゲイだと言ったのですか?)」
サイモン氏:「You are gay.(あなたがゲイです)」
ペペ氏:「Who says I am gay?(誰が私をゲイだと言ったのですか?)」
サイモン氏:「You are a transgender.(あなたはトランスジェンダーですよね)」
ペペ氏:「I am a trans man, but...(私はトランスジェンダー男性ですが、それは…)」
番組司会者のサイモン氏は、性的指向(ゲイ)と性自認(トランスジェンダー)の区別がついていないまま、一方的な決めつけを強行しました。それに対して冷静沈着に対応しようとするペペ氏の表情、独特な間の取り方、画面下に表示された「Morning Breeze」のテロップが絶妙な噛み合わなさを生み出し、後にインターネット上で「究極のデッドパン(無表情)・コメディ」として切り取られることになりました。