平均寿命は7〜10年と、小型犬に比べて決して長いとは言えない。だからこそ、日頃のヘルスケアが寿命の質を大きく左右する。特に注意すべき疾病が、遺伝的要因や成長期の過度な負担によって引き起こされる「股関節形成不全」だ。
急激な体重増加は関節への致命的な打撃となるため、成長期におけるカロリーコントロールと適切なフードの選定が不可欠である。さらに、近年のペットケア産業の進化に伴い、抗炎症効果の高いオメガ3脂肪酸サプリメントや、関節保護を目的としたハイドロセラピー(水中運動療法)が普及し、予防・ケアの選択肢は飛躍的に広がっている。
また、胃拡張・胃捻転症候群のリスクを減らすため、食直後の激しい運動を避け、1日の食事を数回に分けて与える工夫も長寿への重要な鍵を握る。