Q1:胃カメラ検査を受けずに血液検査やバリウム検査だけで診断できますか?
A1:バリウム検査でも潰瘍の凹凸を描出することは可能ですが、活動性の出血の有無や粘膜の微細な変化、組織生検による確定診断までは行えません。特に胃がんと潰瘍の識別には内視鏡検査が不可欠であるため、最終的には胃カメラ検査が必須となります。
Q2:ピロリ菌を除菌すれば、もう二度と潰瘍は再発しませんか?
A2:ピロリ菌除菌後の再発率は大幅に下がりますが、ゼロにはなりません。鎮痛薬(ロキソニン等のNSAIDs)の長期連用や過度のストレス、大量の飲酒・喫煙によって粘膜血流が悪化すれば、ピロリ菌陰性であっても潰瘍を発症するリスクがあります。
Q3:潰瘍の治療中に市販の痛み止めを飲んでも大丈夫ですか?
A3:市販の解熱鎮痛薬の多く(イブプロフェンやロキソプロフェンなど)は胃粘膜を傷つける作用があり、潰瘍を悪化させて大出血を招く恐れがあります。頭痛や生理痛などで鎮痛薬が必要な場合は、自己判断で購入せず、主治医に胃粘膜への影響が少ないアセトアミノフェン製剤などを処方してもらってください。