遺書の公開直後、ファンの間や一部メディアからは「偽物ではないか」「何者かによる捏造ではないか」という疑念の声も上がりました。しかし、記事を掲載した『文藝春秋』側は、公開に先立って極めて慎重な検証を実施していました。
法医学者や民間の筆跡鑑定機関に対し、過去に尾崎豊が執筆した直筆原稿や作詞ノート、プライベートな手紙など多数の資料を照合・提出。複数の専門家による筆跡鑑定の結果、「尾崎豊本人の直筆である」と断定されました。
筆跡の癖、文字の傾き、筆圧の強弱などが生前の特徴と完全に一致しており、法科学的見地からも遺書の真正性が立証されています。この厳格なプロセスを経たことで、遺書の内容は公式な記録として歴史に刻まれることになりました。