疑惑の真相を握る主戦場となってきたのが、マンハッタンに位置するニューヨーク南地区連邦地方裁判所だ。この法廷には、エプスタインのプライベートジェット「ロリータ・エクスプレス」の搭乗記録や、カリブ海に浮かぶプライベートアイランド「リトル・セント・ジェームズ島」での滞在記録など、膨大な証拠物件が蓄積されてきた。
アメリカ連邦捜査局(FBI)が押収したハードディスクや監視カメラの映像データは、長年にわたり厳重な管理下に置かれていた。しかし、証言録取書の精査が進むにつれ、捜査の手が及んでいなかった共犯者たちの行動パターンが浮き彫りとなり、連邦検察による追及劇は第二幕へと突入している。