では、具体的に現場はどう変わっているのか。大手事務所のHYBEやSMエンタテインメントの関係者への取材によると、現在は体重の「絶対値」ではなく、筋肉量や体脂肪率、そして精神状態を総合的に数値化する「ウェルネス・インデックス(健康指標)」が導入されているという。
かつてのように「全員一律で45キロ以下」を目指すのではなく、個々の骨格や代謝に合わせた最適なコンディション作りが推奨されるようになった。栄養士とメンタルコーチが常駐し、食事制限ではなく「いかに効率よくエネルギーを摂取し、ステージで最高のパフォーマンスを発揮するか」に焦点が当てられている。これは業界における大きな進歩と言えるだろう。