千茶は単なる至福の味覚にとどまらない。近代科学の進化に伴い、その成分が人体にもたらす好影響が立証されつつある。
主成分である「L-テアニン」は、脳のα波を発生させ、深いリラックス状態を誘導することが分かっている。カフェインが含まれているにもかかわらず、コーヒーのような急激な覚醒感や焦燥感を生ませないのは、このテアニンがカフェインの作用を穏やかに抑えるからだ。
強い抗酸化作用を持つ「エピガロカテキンガレート(EGCG)」は、体内の活性酸素を消去し、細胞の老化を防ぐ手助けをする。さらにビタミンCも豊富に含まれており、茶葉をまるごと粉砕して配合する千茶(抹茶入り)は、水溶性でない栄養素まで効率よく摂取できる点において極めて優れたウェルネスドリンクといえる。