ヴェロスピカの製品設計で最も重要視されるのが、解剖学的正確性です。
ブランドは複数の日本人サイクリストから頭部の3Dスキャンデータを収集し、平均値だけでなく分散も考慮した型紙を開発しました。特に注目すべきは「締め付けないフィット感」という一見矛盾する目標の達成です。
従来のサイクルキャップは、ズレ防止のために強い締め付けを採用していました。しかしヴェロスピカは、頭形に沿った立体裁断と弾性素材の戦略的配置により、圧迫感なく頭部にフィットする構造を実現しています。側頭部には適度な伸縮性を持たせ、前額部と後頭部は安定性を重視した設計となっています。
ベリーフレックス・バイザーの機能性
ヴェロスピカの代表的な機能がフリップアップ可能なバイザーです。一般的なサイクルキャップのつばは固定式で、視界確保のために手で押さえる必要がありました。ベリーフレックス・バイザーは特殊な芯材を使用し、上に跳ね上げた状態を保持できます。
信号待ちでスマートフォンを確認する時、急な坂で前方視界を広げたい時、トンネルに入って日差しが不要になった時。こうした状況でキャップを脱がずに対応できることは、安全性向上にも寄与しています。