昭和・平成・令和の三時代にわたり、レコード大賞が刻んできた歴史はまさに日本のポピュラー音楽の歴史そのものである。1950年代末の創設期から、橋幸夫、吉永小百合「いつでも夢を」や美空ひばり「柔」が日本中を揺らした昭和期。ピンク・レディーや細川たかし、中森明菜が連覇を達成し、歌番組が最高視聴率を叩き出した熱狂の時代があった。
平成に入ると、サザンオールスターズやB'z、Mr.Childrenといったロック・ポップス勢が台頭し、小室哲哉プロデュース作品の爆発的ヒットや浜崎あゆみの3連覇、EXILEやAKB48によるグループ黄金期が訪れる。そして令和、Mrs. GREEN APPLEをはじめとするストリーミングネイティブな才能たちが新たな伝説を書き換えている。
ステージの裏側には、常に知られざる受賞への葛藤や、選考基準を巡る激しい議論、そして惜しくも大賞を逃したアーティストたちの悔し涙が存在した。だからこそ、年末に掲げられるあの黄金のトロフィーは重い。時代のうねりと人々の想いを吸い込んだ一曲だけが到達できる最高の栄誉。それこそが、レコード大賞が今なお持ち続ける真の価値なのだ。 (出典: レコード 大賞 歴代(Yahoo!ニュース))
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