2019年に公開された実写映画続編『東京喰種 トーキョーグール【S】』では、月山習役として実力派俳優の松田翔太さんがキャスティングされました。アニメ版の宮野真守さんと実写版の松田翔太さん、二人のアプローチの違いを比較することも本作の大きな醍醐味です。
宮野さんが演じたアニメ版月山は、ダイナミックな感情の振れ幅と、アニメーションならではのオーバーアクションを極限まで突き詰めた「華麗なる狂乱」。一方、実写版の松田翔太さんは、研ぎ澄まされた佇まいとスタイリッシュな色気、そして静けさの中に狂気を宿らせる「冷徹かつエレガントな変態性」を見事に体現しました。カネキ役の窪田正孝さんとの距離感や、目線の動き一つで異常性を醸し出す松田さんの演技は映画ファンからも高く評価され、アニメ版へのリスペクトを感じさせつつ実写ならではのリアリティを確立しています。