画素数やセンサーサイズに加え、写真の「味」を決定づけるもうひとつの黒幕がレンズと光学チューニングだ。ドイツの老舗カメラメーカーであるライカ(Leica)と提携する最新スマートフォンカメラは、単なるデジタルデータ処理を超えた「光学的な美しさ」を前面に押し出している。どれほど高画素なセンサーを積んでも、レンズの収差や歪みが大きければ画質は破綻する。
スペック表には現れにくいガラスレンズの品質、コーティングによるフレアの抑制、そして伝統的な写真文化に基づく色作りのノウハウ。カタログの画素数表記の陰で、メーカーが競い合っている真の高画質化の裏側には、こうした光学技術へのこだわりと泥臭いチューニングが隠されている。