『神神の微笑』や『マエストロ』などで知られる鬼才・さそうあきらが、双葉社の『漫画アクション』に連載したコミックが本作の出発点だ。未成年妊娠という、当時の社会において強烈なタブーとされた主題を真っ向から描き出した原作は、発表当時から大きな話題を呼んだ。子供が子供を産むという現実に、周囲の大人は動揺し、自己保身に走り、あるいは当事者を排斥しようとする。しかし、当事者である子供たち自身はただ純粋に、芽生えた命を守り抜こうと結束する。この対比が描く人間ドラマの深遠さこそ、作品を貫く最大の骨組みだ。
『コドモのコドモ』衝撃の出産シーンと倫理の壁に挑んだ映画の全貌
•
•
1分で読める