2001年4月、テレビ朝日系の深夜枠でスタートした『Matthew's Best Hit TV』は、カルト的な人気を獲得するまでに時間はかかりませんでした。原色を多用したサイケデリックかつポップなスタジオセット、CGやテロップを大胆に駆使した先鋭的な映像演出は、当時のバラエティ番組の中でも突出してスタイリッシュでした。
特筆すべきは、同番組に招かれた豪華ゲストの顔ぶれです。日本の音楽シーンを牽引するトップアーティストはもちろん、普段バラエティ番組には滅多に出演しない文化人や俳優陣がこぞって出演しました。
マシュー南の巧みな話術と底抜けのホスピタリティによって、ゲストたちは普段見せない無防備な素顔を引き出されました。スタジオ内で繰り広げられた主なゲストとの名場面は以下の通りです。
【番組を彩った主な豪華ゲスト陣】
・宇多田ヒカル:マシューのテンションに引き込まれ、プライベート感あふれる軽妙なトークを展開。
・PUFFY(大貫亜美・吉村由美):準レギュラー級の親密さで、番組内の名物コーナーを盛り上げた。
・松田聖子:マシューが敬愛するトップアイドルとして登場し、息の合ったプレミアムな掛け合いを披露。
・ソフィア・コッポラ&ビル・マーレイ:映画『ロスト・イン・トランスレーション』劇中にマシュー南が本人役としてカメオ出演した縁から、ハリウッド規模のコラボレーションが実現。
深夜帯からゴールデンタイムへの昇格を果たした番組は、最高視聴率でも好記録をマーク。マシュー南は単なる番組MCを超え、CDデビューやCM出演、ファッションアイコンとしての露出など、マルチな活躍でカルチャーシーンの頂点へと駆け上がりました。