検索エンジンやSNSのコミュニティで頻繁に交わされる「Up-Tのプリントはぼやけている」「イベント当日に間に合わなかった」という悪評。こうした投稿の背景を技術的・運用的な側面から掘り下げていくと、ユーザー側の認識不足とオンデマンド製造特有の特性が浮き彫りになってきます。
まず「画質が悪い」「色がくすんでいる」と感じる最大の要因は、入稿データの解像度とカラーモードの不一致にあります。スマートフォンの画面上で鮮やかに見えている画像であっても、解像度が72dpi程度の低画質データでは、実寸大に引き伸ばして印刷した際にピクセルが潰れて粗さが目立ってしまいます。Up-T推奨の推奨解像度である300〜350dpiを満たしたPNGやJPEGデータを入稿した検証では、微細なグラデーションや細い線画も見事に再現されることが確認されています。
また、納期に関する「いつ届くのか」という不安について、公式発表資料や物流体制を確認すると、標準的なアイテムは注文確定後「3営業日出荷」を原則としています。土日祝日を挟む場合や、学園祭シーズンである9〜10月、クラスTシャツ需要が集中する初夏の繁忙期には、工場のライン稼働状況によって発送が数日ずれ込むケースが報告されています。「注文して翌日に届く」と過度に期待してしまうとズレを感じる原因になりますが、営業日のカウントを正確に把握していれば、納期トラブルの多くは未然に防ぐことが可能です。