フードデリバリー事業は世界的に見ても利益を出す難易度が非常に高いビジネスモデルです。Uberのグローバル連結決算では黒字転換を果たした四半期が増えているものの、日本国内単体のデリバリー部門は長年、過度な加盟店獲得合戦とクーポン乱発による消耗戦を強いられてきました。
売上高に対して発生する「配達員への報酬」「カスタマーサポート費用」「決済手数料」「アプリ開発維持費」などの固定費・変動費は重く、注文件数のボリュームが確保できない地域では注文が入るたびに赤字が膨らむ逆ざや現象すら生じていました。現在のエリア絞り込みは、事業を存続させるための「健全な黒字化への外科手術」と捉えるのが妥当です。