敷地面積は約3.5東京ドーム分と極めて広大だ。予備知識なしに歩き回ると、重要な見どころを見落としかねない。短時間で核心に触れたい旅行者のために、90分で効率よく巡る限定ルートを公開する。
まずは表門をくぐり、旧庁舎で展示の全体像を把握することから始まる。そこから一気にメインの「五翼放射状平屋舎房」へ向かい、脱獄王の再現フィギュアと木造建築の構造をじっくり確認。続いて、囚人たちが厳しい労働の合間に束の間の休息を得た「浴場」と、唯一の精神的救いとなった重厚な木造建築「教誨堂」を回る。最後に、当時の過酷な食事を再現した監獄食を楽しめる「行刑ギャラリー」を訪れれば、五感を通じて歴史の深みに浸ることができる。この順路を辿るだけで、時間のロスなく網走の真価を体感できるはずだ。