パニックが広がる一方で、「業界全体で映像が裏ルートに流出しているのではないか」「防犯カメラと称して生配信されていた」など、真偽不明な言説も飛び交っている。では、噂の真相はどこにあるのか。
都内の老舗サロンを経営するベテランスタッフは、現場の歪な労働環境を指摘する。「人手不足が深刻化する中、身元確認や倫理教育が不十分なまま即戦力として採用されるケースが増えている。また、防犯用として施術室周辺に設置したカメラのアクセス権限が一部の管理者に集中し、私的流用されるセキュリティの甘さも根底にある」。ネット上の極端な陰謀論は一部誇張が含まれるものの、ずさんなプライバシー管理が長年放置されてきたという指摘は紛れもない事実と言える。