ネット上には断片的な情報が多く、細かな手順で迷いが生じがちです。ここでは失敗しやすい3つの盲点を掘り下げます。
1. 正しい用紙の折り方と封筒への入れ方
用紙を折る際は、退職届の折り方・入れ方の基本である「巻き三つ折り」を行います。
- 机の上に退職届を用紙の表面(文字が書いてある面)を上にして置きます。
- 下から3分の1を上に折り上げます。
- 次に、上から3分の1を下へ被せるように折り下げます(この時、文章の書き出し部分が内側に隠れる形になります)。
- 封筒の裏側(フタがある面)を手前に置き、折った用紙の「右上の角」が封筒の「右上」に来る向きで差し込みます。これにより、受け取った側が封筒から取り出して開いた際、最初に文書のタイトルと冒頭が自然に目に入る状態が作られます。
2. 郵送時に必須となる添え状(送付状)の書き方
退職届を郵送する際は、白封筒をそのまま送るのではなく、A4用紙1枚の添え状を添えるのが退職届の郵送における添え状の書き方のマナーです。
記載内容は「送付年月日」「宛先(会社名・役職・氏名)」「差出人情報(住所・氏名・連絡先)」「件名(退職届の送付につきまして)」「本文(退職手続きへの感謝、送付書類の内訳、今後の手続き依頼)」を簡潔に記します。
3. 退職理由の記載見本
自己都合退職の場合、理由を細かく書く必要はありません。退職理由の書き方見本としては、縦書き・横書きを問わず「一身上の都合により」と記すのが定石です。余計な不満や個人的事情を詳しく盛り込むと、法的な解釈や退職時期の交渉で不利に働くリスクがあります。