二人の関係性を語る上で決して欠かすことができない原点が、日本テレビ系列で放送され後に映画化もされた名作恋愛ドラマ『兄に愛されすぎて困ってます』だ。劇中で繰り広げられた切なくも甘い胸キュンシーンの数々は当時大きな反響を呼んだが、カメラが回っていない現場でも二人の信頼関係は静かに、そして着実に育まれていた。
撮影現場のスタッフによれば、主演を務めた土屋太鳳のストイックな役作りと、血の繋がらない兄役を熱演した片寄涼太の誠実な立ち振る舞いが、現場に素晴らしい化学反応をもたらしていたという。邦画界の歴史に瑞々しい記憶を残したこの作品は、単なる大ヒット作にとどまらず、ふたりにとって生涯の伴侶と巡り会う運命の舞台となった。