時が流れ、かつてのスキャンダルは一過性の話題として風化しかけていた。しかし、元首相狙撃事件を契機に、宗教と政治、そしてメディアの癒着構造が白日の下に晒されることになる。連日、過熱するスクープ合戦を牽引したのが「情報ライブ ミヤネ屋」だった。番組は、被害者の証言や元信者の告発を丁寧に拾い上げ、単なる芸能スキャンダルを超えた構造的な人権侵害としてこの問題を捉え直した。
この精力的な調査報道の波浪は行政を動かす。長年、宗教法人としての非課税特権や組織の保護に守られてきた団体に対し、文化庁はついに解散命令請求へと踏み切った。法廷で繰り広げられる攻防は、かつて彼女たちが信じた「神の王国」の正当性を根本から揺るがし、社会的な存在意義を問いただす歴史的な局面を迎えている。