現場での実測値に加え、大規模な統計データもまた現在のネットワーク品質を的確に物語っています。グローバルな通信調査機関であるOpenSignalやSpeedtest by Ooklaが発表した最新のパフォーマンスレポートを見ると、NTTドコモとKDDIの評価は実に興味深い対比を見せています。
長年「つながりやすさの絶対王者」として市場を牽引してきたNTTドコモは、5G基地局の急速な展開に伴う周波数干渉や、都市部での通信集中によるパケット詰まりの解消に向けての大規模なネットワーク再構築を急ピッチで進めています。一方のKDDIは、800MHz帯のプラチナバンドとSub6の高度な組み合わせによる広域カバー率と安定した通信スピードで高いスコアをキープ。OpenSignalの「一貫した品質(Consistent Quality)」部門でもハイレベルな攻防が続いており、ユーザーの体感速度における両者の火花散るライバル関係が明確な数値として表れています。