日本テレビをはじめとする各キー局のドラマ現場でも、優汰の存在感は日に日に増している。篠原が所属するジャパン・ミュージックエンターテインメントと市村家のホリプロという異なる事務所の垣根がありながらも、母と子の対話は途切れることがない。
母として篠原が息子に伝えているのは、小手先の演技テクニックではない。カメラの前に立つ前の集中力、スタッフへの気配り、そして何よりも批判に晒された時の心の保ち方だ。『アンフェア』などで培った現場の過酷さを誰よりも知る彼女だからこそ、甘さを排したプロフェッショナルの助言が息子の血肉となっている。