規格外のサイズ感は愛らしさをもたらす一方、日常生活における実務面では小型犬とは異なる配慮が求められます。特に生活コストと運動管理の面で事前把握が欠かせません。
第一に考慮すべきは、デカプードルの散歩量と飼い方です。体が大きく筋肉量も豊富なため、超小型犬のような1回15分程度の軽い散歩では運動欲求を満たせません。1回30分〜45分程度、1日2回のしっかりとした散歩を確保し、知的好奇心を満たす遊びを取り入れることがストレス軽減と健康維持に直結します。
次に、見落としがちなのがデカプードルのトリミング料金です。ペットサロンの料金体系は体重や体高で細かく区分されているケースが多く、トイプードルの定額料金(6,000円〜9,000円前後)ではなく、ミニチュアプードル料金や中型犬料金(10,000円〜15,000円以上)が適用されるのが一般的です。毛量が多く表面積が広いため、シャンプーやブロー、カットにかかる施術時間が増える分、維持費が高くなる傾向にあります。
日常のグッズ選びにおいても工夫が必要です。デカプードルの服のサイズ選びでは、トイプードル用のSやMサイズはまず着用できません。胸板が厚く胴回りがしっかりしているため、L〜XXLサイズや、ミニチュアダックス・フレンチブルドッグ用の幅広設計ウェアを選択することがフィット感を高めるコツです。首回り・胴回り・着丈の実寸をこまめに計測した上でのサイズ選定が欠かせません。