天王寺高校の校風を象徴する言葉が「自由」と「質実剛健」です。制服(標準服)の着用義務は緩やかで私服登校が認められており、校内にはチャイムすら鳴らない「ノーチャイム制」が敷かれています。時間を自ら管理し、次の行動を主体的に判断することが日常から求められます。
そして、在校生・卒業生が口を揃えて「人生の糧になった」と語るのが、規格外のスケールを誇る伝統行事の数々です。
夏に実施される伝統の臨海学校(浜寺水泳)をはじめ、過酷な長距離を歩き抜く金剛登山、富士登山講習、さらには生徒総出で作り上げる体育祭の「天高音頭」や陸上ボートレースなど、単なるレクリエーションの域を超えた挑戦的な行事が目白押しです。これらの行事を通じて、机上の学習だけでは決して身につかない強靭な精神力とリーダーシップが育まれます。
部活動の所属率も95%を超えており、陸上競技部、山岳部、剣道部などの運動部から、棋道部やSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定を活かした科学系クラブまで、全国・近畿大会レベルの実績を残すクラブが多数あります。「部活をやっているから勉強ができない」という言い訳は一切通用せず、両方をハイレベルで成立させることが校内の共通了解となっています。