2006年4月、秋田県藤里町で小学4年生の畠山彩香ちゃんが川に転落し、遺体となって発見された。母である畠山鈴香は「娘は事故で落ちたのではなく殺された」と涙ながらに世間に訴え、自らビラを配って情報提供を呼びかけた。しかし、事態は誰も予想しなかった衝撃的な展開を迎える。
わずか1ヶ月後の5月、今度は隣家に住む男児、豪憲くんが姿を消し、近くの米代川河川敷で殺害された遺体となって発見された。秋田県警察による捜査線上に突如浮上したのは、悲劇の母親として報道陣の前に立ち続けていたまさにその人、畠山鈴香だった。事故死と処理されかけた実娘の死から始まった一連の連続事件。捜査初期の混乱と、容疑者が見せていた言動とのあまりの隔たりが、日本中に激しい打撃を与えた。