不祥事から立ち直り、彼が選んだ新たな戦場は、思いもよらない場所だった。それが「麻雀」の世界だ。田口は過酷なテストを経て、日本プロ麻雀協会の正規プロ試験に合格。プロ麻雀士としての歩みをスタートさせた。
アイドルという過去の栄光を完全に捨て去り、牌を握る勝負師としての道。当然、周囲からの視線は冷ややかで、「客寄せパンダではないか」という偏見や懐疑的な声も少なくなかった。しかし、彼は真摯に卓に向かい続けた。地道な勉強と対局を重ねることで、実力派のプロたちからも一目置かれる存在へと成長。麻雀は彼にとって、単なる趣味の延長ではなく、自らの生き様を証明する新たな本気の舞台となったのだ。